田植えを終え、稲が伸び始めた7月。
田園風景にあまり似つかわしくない蛍光のピンク色が目に入ってきます。
まるでピンク色のガムがひっついたような様子。
撮影した写真を拡大するとピンク色の卵の集合体でした。スクミリンゴガイの卵だそうです。
スクミリンゴガイはジャンボタニシやオバケタニシなどともいわれるそうで、食用にアジアなどから輸入され養殖されましたが需要が伸びず、逃げ出したり破棄されたものが野生化しているのだそうです。
スクミリンゴガイは環境省と農林水産省が作成する「生態系被害防止外来種リスト」に選定されており、田んぼでは育ち始めた稲を食べるなど農作物への被害が問題となっているようです。
景観としてもかなり違和感のあるピンク色です。卵の拡大写真をご覧になれる方は下のリンクをクリックすると画像が開きます。