箕面の神社

阿比太神社(あびたじんじゃ)

阿比太神社箕面の神社

基本情報

マップ阿比太神社
祭神素戔嗚尊すさのおのみこと
神社説明・由緒延長5年(927)の延喜式神明帳に記されており約1100年以上の歴史がある。古代の在地豪族「阿比太連」の創建で当初は阿比太連の氏神が祀られていたと考えられる。豊島てしま牧が置かれることとなった為か「阿比太森」(平尾・現在の箕面地区)より現在地へ遷宮されたといわれているが確かな資料はない。神仏習合の時代には素戔嗚尊と同一とされた牛頭天王の呼称が使われたこともある。「鳥居の争い」の民話が伝わる。
摂社・末社大杉稲荷社
社務所あり
授与品あり
祈祷あり
駐車場10台程度
トイレ社務所に確認
北側隣接の阿比太公園内にもあり
例祭・行事詳細は公式サイトにて

実際に訪れて確認できた情報を掲載しています。最新の情報については各神社へ直接お問い合わせください。

鳥居争いのお話

阿比太神社を自分たちの村の氏神様だと主張する半町はんじょ、桜、新稲の3つの村。祭のたびに言い争いをするので村長たちが話し合い、一番早く立派な鳥居を建てた村が祭を取り仕切ることにしようと決めた。その話を偶然聞いていた桜の大工が一夜にして本殿目の前に大きなクヌギの鳥居を建てたので、以来、祭は桜が取り仕切ることになった。そのため桜の鳥居は本殿目の前に、半町と新稲の鳥居は境内の入口に村の方向に向いて建っている。
昭和50年(1975)まで本殿前のクヌギの鳥居の建て替えは桜の役割で昭和55年(1980)にコンクリート製の鳥居となった。

アクセス

公式サイトhttp://abita.or.jp/
郵便番号562-0046
所在地大阪府箕面市桜ケ丘1-8-1
最寄り駅阪急箕面線 牧落駅から徒歩13分/阪急箕面線 桜井駅から徒歩13分
最寄りバス停(阪急バス)桜ヶ丘停留所から徒歩2分
地図

見どころ

※以下は由緒の写真画像の文字を抜粋しそのままテキスト化したものです

当社ハ延喜式内ノ神社ニシテ 素戔嗚尊ヲ祀レリ 応神天皇二年ノ
奉祀ナリト伝ウレド確タル文献ナシサレド続日本後記ハ載スルトコロニ
ヨレバ遠ク 仁明天皇嘉祥三年正月従五位下ヲ授カリ給ウト アリ
マタ延喜式神名帳ニハ大月次新嘗ニ案上ノ官幣ヲ賜ワリ給ウ大社
タリシコトモマタ明カナリ 古クハ牧ノ荘ノ総社ト称シ豊島郡内ノ
大宮トシテ上下ノ尊崇最モ厚ク領主阿部摂津守ハ代官水原勘右
衛門ヲシテ幣帛ヲ供進シ折々社参ナシタル旧記ノ存スルアリ 元禄五
年十月ノ吟味帳ニヨレバ「半町村 桜村、新稲村ヨリ火トボシ掃治人
一年替リニ勤メ来リ候」ト記セリ 御神徳トシテハ文学武道ノ守護
神マタ悪疫旱魃ニ誠ニモツテ霊験灼ナル神トシテ往時ヨリ尊崇厚カ
リシ神ナリ
ナオ境内末社トシテ大杉稲荷大明神ヲ奉祀スルモノナリ

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