箕面のお散歩

メンギョ

箕面市粟生外院からの眺望 箕面のお散歩

よく晴れた2020年3月20日。メンギョ、メンギョと言って散歩に行きました。

メンギョって何?

戦前・戦後頃まで行われていた春の風習で、箕面地域ではメンギョなどと呼ばれていました。花見のように思えますが資料を読んでいくとメンギョはただ単に桜を見に行く行事ではなかったように思います。

冬の間、家で過ごし身体こもった悪い気を春の息吹でいっぱいの山へ出かけ生気を思いっきり吸って悪い気を祓う。その日は仕事も学校もお休みで、お重にご馳走を詰めて地区ごとに「メンギョ山」と呼んだ近くの丘や山へ行き、花見をしたり野遊びをする、そのような春の風習であったようです。

「メンギョ」という言葉はメンギョウやムメンギョとも言われ「免業」や「無縁経」が訛ったという説があるようです。メンギョとは呼ばず節句やヤマイキと言っていた地区もありました。
メンギョの日は4月3日、8日、15日、18日など地区によって異なり、家族単位で行くのか地域ぐるみで行くのかも違いました。行く場所は近くの丘や山だけでなく宝塚に行った地区もあったようです。
ほとんどの地区が戦前・戦後にはその風習がなくなってしまったそうです。

その行事を復活させている自治会や市民団体があります。石丸・薩摩池東の「とんど山桜園」です。春、植えて育てた桜の広場でイベントが行われます。お友達にメンギョって何?と聞かれたらもう答えられるかもしれませんね。

『箕面市文化財総合調査報告書Ⅰ/旧萱野地区・旧豊川地区』『箕面市文化財総合調査報告書Ⅱ/旧箕面地区・旧止々呂美地区』では各地のメンギョについて詳細が記されています。
自分の住んでいる地域のメンギョ山がどこだったのか、まだ残っているのかがわかるかもしれません。
全ての地区のメンギョの項目を比較して読むと同じ箕面でも多少違いがあって興味深いです。箕面の図書館で閲覧できます(貸出可)。

粟生外院6丁目・奥上池。大阪平野のビル群、PL塔やハルカス、京都・奈良生駒から金剛・和泉、淡路島の山を見渡せます。春の空はやや霞んでいますが、ぽかぽか陽気と春の花・新芽の息吹に元気をもらいました。ここは新しく彩都へ行く道路ができるそうですが、この場所はなくなるのでしょうか。

粟生外院・奥上池からの眺望

粟生外院・奥上池からの眺望

粟生外院・奥上池からの眺望

粟生外院・奥上池からの眺望

粟生外院・奥上池からの眺望

粟生外院・奥上池からの眺望

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