稲がすくすく育ち、まだ緑色の稲穂が垂れてきた9月中旬。
田んぼの真ん中が茶色く円形にへこんで枯れている田んぼを見かけました。
インターネットで調べてみると、このような様子は一般に「坪枯れ」といわれ「トビイロウンカ(秋ウンカ)」といわれるウンカの被害なのだそうです。
ウンカとは稲の害虫で、トビイロウンカは梅雨の時期に季節風に乗ってベトナムや中国から九州へ飛来するそうです。
トビイロウンカの餌は稲に限られるそうで、稲の茎に管を刺し水分を吸い取ります。
水田全体を枯らしてしまうこともあるそうで、被害が大きくなる前に実りきらないまま早めの収穫をしたりするのだそうです。