ハルジオンとヒメジョオン

（2022/05/15加筆修正）
どちらもキク科ムカシヨモギ属。大変よく見かけるお花ですがとてもよく似ています。
ハルジオン（春紫苑）の花期は4～7月、ヒメジョオン（姫女苑）の花期は6～10月。
図鑑によるとハルジオンは「蕾はうなだれる」「葉は茎を抱く」「茎は空洞」、ヒメジョオンは「蕾はうなだれない」「葉は茎を抱かない」「茎は空洞ではない」ということだそうです。図鑑のハルジオンはお花は薄いピンク色が多く、糸のように細いのが特徴。

両方のお花を何年か観察してみて、ハルジオンはヒメジョオンより先に咲き始め、花弁はとても細くて薄いピンク色が多く、蕾は水不足のように元気なく下向いて、茎が空洞、という特徴がわかってきました。
ヒメジョオンのお花は白色や薄いピンク色で特徴はこれといってつかめていませんが、ハルジオンがわかれば見分けられるかなと思いました。