石丸2丁目、山麓線の南側の歩道からちらっと見える石碑。明治40年(1907)に為那都比古神社へ合祀された三王神社の跡です。祭神は日本神話に登場する大山咋大神。山の神様だそうで別名は「山王」。滋賀県大津市の日吉大社、京都市西京区の松尾大社などで祀られています。
かつて、旧萱野郷では十力村の中に15社が混在していた。石丸の神社は三王神社で、今でも跡地に石碑がある。明治40年(1907)に、これら近隣の諸社を合祀し、現在の為那都比古神社となった。
(『箕面市文化財総合調査報告書Ⅰ/旧萱野地区・旧豊川地区』より)